体質別 夏バテ対策

今年は梅雨明け前から猛暑日が続き、すでに夏バテの症状が出ている方もいらっしゃるのではないでしょうか?今回は夏バテになりやすい方によく見られる3つの体質別に、おすすめの対策(漢方薬&健康食品)をご紹介いたします。

1.気血不足の方に  普段から疲れやすく、食欲もあまりない、血圧が低め という方の夏バテ症状には「気」と「血」を同時に補う「帰脾湯」がおすすめです。胃腸機能を補って食欲を増進させ、補血作用で心も滋養し、動悸や不眠などの改善にも役立ちます。

2.気陰両虚の方に 身体のだるさ、口の渇きや皮膚の乾燥が気になる方、汗をよくかく方には「西洋参」がおすすめです。西洋参が他の薬用人参と違うのは「涼性」であること。身体の熱を冷まし、「益気養陰」「清熱生津」のはたらきで気を補うと共に体内の陰液を養い潤してくれます。

3.陰虚体質の方に 更年期世代や高齢者など自律神経の不調を感じる方、普段からのぼせやほてりが気になる方、やせ型で汗を多くかく方は、体内の潤い(陰液)が不足気味・・暑い季節は普段よりもっと陰液を消耗してしまいます。そんな「陰虚体質」の方には「益陰」をおすすめします。身体の潤いを増して余熱を冷まし、夏のほてりやいらいら、不眠などの症状を緩和してくれます。

夏の暑さはまだまだこれから。気になる症状がある方はどうぞご遠慮なくご相談ください。この夏もどうぞお元気にお過ごしくださいね。

 

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