皆様こんにちは!今年は梅雨入りが遅れ、夏至の日と重なりましたね。じめじめした湿度の高い日が続いていますが、梅雨が明けた後は一年で最も暑い季節がやってきます。この時期の食養生として、中国の記事より日頃の体調管理に役立つ食材をいくつかご紹介します。
【夏至吃三菜:夏至の頃に食べたい3つの野菜】
1 冬瓜(とうがん)梅雨から夏にかけてはたくさんの汗をかき、汗とともに体内の必須ミネラルであるカリウムも多く排出されてしまいます。冬瓜は野菜の中でも水分を多く含み、カリウムも豊富で、夏に弱りがちな心機能の働きを助けてくれます。
2 苦瓜(にがうり)にがうり(ゴーヤ)の性は「寒」、つまり身体を冷やす性質を持っています。また解毒の効能もあり、熱中症や歯痛、炎症による腫れなどの症状がある方にはおすすめの食材です。ゴーヤに含まれるサポニンには血脂や血糖の降下を助け、心脳血管疾患の予防も期待できます。
3 緑豆芽(緑豆もやし)もやしの性は「涼」、帰経は肝・腎・脾胃・三焦です。中国では夏至の頃にもやしを食べると暑熱を鎮めるだけでなく経脈を通し、諸毒を解くといわれます。
☆次回は「夏至の頃に食べたい3つの果物、豆類」 をご紹介します。